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  • 執筆者の写真Lia

ザ・マップオラクルカード 〜今いる場所がアドバイスを伝えてくれる〜


現在さまざまな作家の、さまざまな作品が発売されているオラクルカード。

オリジナルのオラクルカードを作る方も多くいらっしゃいます。


その世界観もまたさまざまで、そこがとても魅力的ですよね。


とはいえ、たくさんのオラクルカードの中から、

どれを選ぼうかと迷われたり、

オラクルカードの使い方は自由だと聞くけれど、

他の人やオラクルカードリーダーがどんな使い方をしているのか知りたい、

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。


わたし自身、オラクルカードの大ファンであり、

オラクルカードリーダー、ユーザーでもあります。


大好きなオラクルカードについて、

自分なりに何か書けないかなと思い、

オラクルカードについての記事を書くことにしました。


わたしがよく使っているオラクルカードやその使い方をご紹介したりする、

そんなテーマで考えています。


オラクルカードを愛する方、

オラクルカードに興味がある方、

皆さまの参考になればとても嬉しいです。



さて、今回は、ザ・マップオラクルカードについてです。


ザ・マップオラクルカードはコレット・バロン=リードさんのオラクルカードで、

日本では2013年にJMA・アソシエイツから発売されました。


その後、翻訳を改めた、新装改訂版が発売されています。


ザ・マップオラクルカード。わたしが持っているのは旧版のものです。

☆コレット・バロン=リードさんの主なオラクルカード

たくさんのカードを出されていますね〜


ザ・マップオラクルカード

スピリットアニマルオラクル

ミスティカルシャーマンオラクルカード

グッドタロットオラクルカード

ウィズダムオラクルカード

女神のパワーオラクル

クリスタルスピリットオラクル

伝説の王国オラクルカード

魔法の王国オラクルカード


ザ・マップオラクルカードは54枚。

マップ(地図)という名前のとおり、

各カードが伝える場所が、スピリチュアルな地図を描いていきます。


ガイドブックの各カードの解説には、

正位置と逆位置が用意されているので、

タロットカードのように逆位置を取るリーディングをすることもできます。

(ガイドブックには逆位置の解説もあります)



わたしの使い方は、

オラクルカードリーディングをする際、

まず現在位置を知るために、

ザ・マップオラクルカードから1枚、カードを引いています。


ザ・マップオラクルカードをずっと使ってきて、

このカードが教えてくれたのは、

現在自分がいる場所を知ることの大切さです。


今いる場所を通して、現在の状況を客観的に見ることができれば、

そこから自分が望んでいる場所にどう向かえばいいのかがわかります。


現在をよく知ることが、その状況を打開するアドバイスになるのです。


ザ・マップオラクルカードに登場するさまざまな場所と向き合うことで、

次に進む方向が見えてきます。


そのため、他にカードを引かなくても、

1枚のザ・マップオラクルカードで、

必要なアドバイスを受け取ることも可能なのです。



ザ・マップオラクルカード。左から、『岩底』、『ぬかるみにはまる』、『幻の地』のカード。


最近、セルフリーディングで引いたカードは、

『岩底』(Rock Bottom)のカード。


この『岩底』のカードは、以前は『どん底』と訳されていました。


その言葉を聞いただけで

今いる場所を実感してしまいます。


カードに描かれているのは、

上下逆さまにしても同じような行き止まりの光景です。


両側を岩で囲まれた細い道を辿っていくと、

その先はがっちりとした岩で塞がれているのです。


さあ、自分がこんな場所にいたら、

どうするでしょうか?


なんとか抜け道を探してみる。

岩を破壊できないかと試してみる。


なかなかハードルが高そうです。


さて、ここでお勧めされているのは、

<降参すること>です。


大切なことは、

今までと同じ方法では、

もうこれ以上先に進むことはできないと悟ることなのです。


この状況に、怒りや落胆があるかもしれません。

涙が出てくるかもしれません。


それでも、カードと向き合い、

守護天使と対話を交わす中で、

次に進む道が見えてきます。


このカードを見て受け取った日に、守護天使から受け取ったメッセージは、

<壁を見つめること>でした。


時には、考えたこと、思いついたことはやり尽くして疲れ切って、

座り込んでしまっている瞬間があります。


そうしたらもう何もできない。何かが起こるのを待つしかないのです。


いろんなパターンがあるかもしれませんが、

わたしの場合、まず座り込んでみるということ。

それが降参するということであり、委ねるということに感じられました。


時には、多くの場合、

問題となっている物事そのものが解決するわけではありません。


ただ、100%解決しなくても、そこから次に進める道が出てきます。

それが切り開かれることでもあるのだと、

そして、時にはそのまま進む、ということもあると悟りました。



この同じカードを別な日に見たときは、

<価値あることをする>というメッセージを受け取りました。


何もできない、何も持っていない、

そんな状況の中で、

それでも、<何か価値があること>をする、

その状況の中でできることを見つける。


そんな気づきを与えてくれました。



ザ・マップオラクルカードの中で、印象的だと思うカードには、

次のようなカードがあります。


『幻の地』(Ghostlands)。

『凍結』(Deep Freeze)。

『ゴブリン』(Goblins)。

『故郷』(Home)。


どのカードも、リーディングの際によく登場するカードでもあります。


『幻の地』に描かれているのは、

セピア色に凍りついた世界です。


人気のない、崩れかけた神殿のような建物。

いくつも重なる時計盤。


そこは<今>を離れた、時が止まった場所なのです。


このカードは、自分が今という時間、場所を離れて、

過ぎ去った過去か、まだ先の未来か、

遠い世界に生きていることを教えてくれます。


そこにいるのは、おそらく感情が理由でしょう。


しかし、幻の地を離れ、今自分がいる場所に戻ってくること。

そこから、ようやく次に進むことができるようになるのです。


今自分が見ている世界が、現実の世界ではなく、

時を超越した、幻の地であること。

それを教えてくれる1枚なのです。


それを理解し、<今いる場所>に戻ってくること。

そこから新しい一歩が始まります。



自分が今いる場所はどこか、気になってきましたか?


ぜひ、ザ・マップオラクルカードから1枚引いて、

カードに見える世界を見つめてみてください。


自分が今いる場所を観察するのです。


そこから、次に進むステップが見えてくるでしょう。



*心からの愛を込めて*

   Lia(リア)




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